【検証】鴨川の飛び石はデブでも跳べるのか 総重量110kgオーバーで挑戦!
テレビや動画投稿サイトで、京都の鴨川の飛び石をピョンピョン飛んでいる人を見たことがあると思う。鴨川(および上流の賀茂川・高野川)を渡る飛び石は、全部で6カ所もあるという。よく見ると飛んでいるのは子供だけではなく、大柄な外国人も多い。楽しそうだ。
友人と鴨川で飲むため、二条大橋で待ち合わせをした時、上流の「夷川(えびすがわ)飛び石」を飛んでいる外国人を2人見かけた。「大柄な外国人でも飛べるなら、デブでも飛べるのではないだろうか」と思った。これは「天が私に飛べと言っているのだ」と勝手に解釈した。
私の体重は増減が激しいが、いまはリバウンドしており四捨五入すると100kgだ。リュックには4日分の着替え、洗面用具、ミラーレス一眼+ズームレンズ、アクションカメラ+三脚、大容量モバイルバッテリー×2個+電源2個+ケーブル3本、本やノートなど資料が入っており、重量は少なく見積もっても10kg以上はある。荷物と私の総重量は110kgを超えているだろう。
中学時代は陸上大会に出場したこともあったが、同じ身長ながら体重は30kg以上増えている。左膝は若いころに半月板損傷で手術を受けており、痛みもある。この状態で飛べるだろうか?
二条大橋~夷川飛び石までの右岸は、京都の中でも高級な五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」である。134室もあるそうなので、宿泊客の1人ぐらいは鴨川を見ており、落ちたら笑われるに違いない。
とりあえず、まだ友人は来ていなかったので、作戦を立てることにした。Google先生に聞くと、飛び石の間隔は70-80cmだという。幅が大きいように思えるが、日本人の成人男性の歩幅の平均が約 65〜78cmであることを考えると、「飛ぶというより、落下に気をつけて歩けばいいのではないか?」と考えた。
ジップラインや折りたたみ自転車には体重制限があるので、「夷川飛び石も体重制限があるのではないか?」と思って調べたが、どこにも書いてなかった。やはりこれは「天が私に飛べ」と言っているのだろう(本日2回目)。水深は30cm程度だ。「足を滑らせて転倒・転落するか、石で頭や体を強打しなければ大丈夫そうだ」と自分に結論を出した。
今思えばリュックを置いて挑戦すれば良かったのだが、その時は考えが及ばなかった。直前まで雨が降っていたので、足を滑らせないことが一番重要だ。まさにこういう撮影に使うために購入したアクションカメラが壊れた。iPhoneを左手に持って撮影することにした。
いざ飛び石に乗る前、「下調べだと大丈夫。でも本当に大丈夫か?」と急激に不安が増大した。若い頃は「転びそうになりながらも転ばない」体幹が自慢だったが、今は「誰も転ばないような所で転ぶ」ようになっている。昨年は狭い路地で転倒して左頬に杭が刺さり、踏切で転倒して右肘近くを大きく擦りむいた。
石が1個の隙間も2個の隙間も、飛ぶ回数で考えると、夷川飛び石で飛ぶべき数は25回だ。いざ最初の一歩を踏み出し、飛び始めたら予想以上に楽しい。はるか昔の少年時代を思い出し、3往復もしてしまった。飛んでいる(歩いている)時は夢中だったが、振り返ってみると「落ちなくて良かった」。
鴨川の飛び石はデブでも飛べるのか。検証結果は「総重量110kgオーバーでも飛べる(歩ける)」。自分で「太っている」と思っても、日本人で体重が100kgを超える人は、全人口の約0.6%未満だそうだから、ほとんどの方は100kgないだろう。「太っている」と自覚している人も、京都に行ったら、十分安全に気をつけながら、飛び石を飛んでほしい。
※ただし、雨の日の直後や川が増水している時は大変危険です。天候やご自身の膝のコンディションとよく相談の上、自己責任で挑戦してください。
