| | |

【蒲田】「日本酒好きの秘密基地」を探る|36種が並ぶコイン式の楽園「裏旭屋」調査報告(その1)

JR蒲田駅近くに、「日本酒好きが集う秘密基地」があると聞き、早速調査に行った。

西口には「サンライズ蒲田」「サンロード蒲田」と、どっちがどっちか覚えるのが難しいアーケードが二つ並んでいる。秘密基地はサンライズにある。

寿司屋さん、靴屋さん、携帯ショップ、菓子店などが並ぶ通りを3-4分歩くと、右手に「酒の旭屋」がある。一見普通の酒屋さんだが、店の奥に秘密基地、「裏旭屋」が隠されているのだ。コイン式の日本酒試飲コーナーだ。

コイン式の日本酒試飲マシンには何度もお世話になっている。過去最高の試飲機械は、JR新潟駅にある唎酒番所(ぽんしゅ館 新潟驛店)だ。新潟県内全蔵の酒111種類が試飲できる機械がズラリと並ぶ姿は壮観だ。500円で5枚のコインをもらえるが、私は5000円以上使ってしまった。

裏旭屋はもちろんそんな大規模ではないが、都内でも36種類の酒が試飲できるコーナーはなかなかないだろう。コインは1000円で5枚もらえて、1枚または複数枚のコインで試飲する。

テーブルに置かれたグラスと皿、グラスの案内を示す看板
飲み物の自販機の近くにある注意書き。試飲専用コインは持ち帰れないことを示している。

日本酒は高級ワインと違って、上質なものでも四合瓶ならお手頃な価格で買えるものが多いが、それでも「できれば外したくない」だろう。試飲して好きな酒が買えるシステムは素晴らしい。有料なので「試飲したら、絶対買わなければ気まずい」ということもない。

平日昼間だけあって、私の他には誰もいなかった(途中で若者が1人来た)。最初はコインを1000円分だけ購入したが、足りるはずがない。追加で2000円分購入した。私は全国15カ所を転勤し、これまでに1000種類を超す酒を飲んできた。有名な酒は結構飲んだ経験があるが、この日は飲んだことがない酒があった。2021年に誕生した、福島県の「ハッコウバ(haccoba)」の酒だ。

福島県のハックウバクラフトサケの飲料ディスプレイ。さまざまな日本酒の瓶が並んでいる。

そこのお酒が3種類並んでいて、全部試してみたが、自分が一番気に入ったのは「はなうたホップス」という名前の酒だ。淡麗辛口しか飲まない人には勧めないが、まるで清涼飲料水のようにスイスイ飲める甘さ、軽さだった。新感覚の日本酒を探している人には、強くお奨めしたい。

日本酒のボトルと価格ラベルが表示されている画像。高額商品のため、1杯20mlの価格が5800円と記載されている。

一気に3000円分飲むと、さすがにいい気分になってきた。「そろそろ帰宅するか」と基地から出ると、なんと2階に行く階段があるではないか! 「このまま帰るわけにはいかない」と思った。

(その2に続く)

類似投稿

コメントを残す