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【奈良】逆きつねの次はコレだ! 奇跡の出会い「カレー包みにゅうめん」が新名物の予感(その2完)

「巾着きつね」は素晴らしいアイデアだが、「餅巾着」は日本中どこでも食べられる。餅巾着を食べるために遠出する人は聞いたことがないが、うどんだと何故これほど「珍しい」「面白い」感が強まり、全国から観光客を引きつけるのだろうか。そのことが一番面白いと感じた。

各種記事によると、麺闘庵ができたのはもう20年近く前。そして、私の調査では新しい発見は無かった。伝説ハンターの血が騒ぎ、まだ全国に知られていない「新たな巾着」を探すことにした。

近代的なガラス張りの建物と狭い路地の風景

麺闘庵から少し歩くと、有名な中川政七商店の奈良本店がある。町家が並ぶなか、いきなりガラス張りの近代的なビルで驚く。せっかくなので、鹿の形のおみくじを買った。

茶色の鹿の形をした装飾品で、白い水玉模様がある

その後、同商店の斜め前にある、築140年の建物で営業している「ROKKAN ROOM」でランチを食べることにした。店頭の黒板に「お一人様も歓迎」と書かれていたので、昼時でも肩身の狭い思いをしなくて済む。ROKKANの意味をお店の方に聞いたところ、「第六感」の六感だそうだ。

伝統的な和風の建物とそのエントランス、周囲には植物やメニュー看板が見える。
屋外の黒板看板に記載された「ロッカンルーム」のランチとコーヒーの営業案内。日付は5月12日(火)、営業時間は11:00オープン、18:00クローズ。

名物は体に良いだけではなく、盛り付けも美しい「ROKKAN CURRY PLATE」。通常はカレー1種だが、2種にしても200円高なので、2種にした。実物はメニューの写真よりもっと美しかった。

色とりどりの野菜とご飯が盛り付けられたお皿。中央にふわっとしたご飯、周囲に様々な具材やソースが配置されている。

客のほとんどがカレーを頼むかと思っていたが、隣のテーブルの女性が注文した煮麺(にゅうめん)を見てビックリ! 大きな巾着が乗っている! 探しても見つからない物を、探さずして見つけることができた。メニューで確かめると、油揚げにスパイスカレーを包んで三輪素麺に乗せた「カレー包みにゅうめん」だった。お腹は満たされていたが、2食目のランチを追加注文した。

スープの中に細い麺があり、卵焼きがのせられています。上にはカイワレ大根と薄切りの赤身の魚が飾られています。

あご出汁で煮た三輪素麺だけでも美味しいが、油揚げを割った瞬間にスパイスの香りが広がる。同店のカレーは12種類のスパイスに53種類もの生薬を入れたものだ。食欲増進効果があり、出汁だけで食べている時より、「もっと食べられる」感じがした。

温かいスープの中に入った餃子風の餡を包んだ料理と細麺の盛り合わせ

カレー味のスープの中に油揚げで包んだ素麺を入れたら、それは麺闘庵の人気No.2「カレー巾着」のマネになってしまう。しかし、麺闘庵とは逆に具材を包み込んだことで、煮麺を食べている途中、好きなタイミングでカレー味に味変できる。すばらしいアイデアだ。今後、奈良市の新しい名物になるかもしれない。

奈良市を訪れる人はぜひ、ROKKAN ROOMで「カレー包みにゅうめん」を体験してほしい。
(おわり)

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